「ハンガリー刺繍のワークショップ」を開催いたします

当店はボタン屋さんでしたが。。。

かねてからの夢でした「ハンガリー刺繍のワークショップ」を開催する運びとなりましたのでお知らせをさせてください。

ハンガリー刺繍ワークショップ ~カロチャのカモミール~
日時 2018年6月22日(金) 10:00~11:45
場所 大阪府高槻市 OM ecoshop りあさ(阪急高槻市駅徒歩3分)
参加費 3,000円(材料費込み)
持ち物 10㎝刺繍枠 5号フランス刺繍針 糸切はさみ 針山 筆記用具

お申込みは下記よりお願いいたします。 満席となりました
キャンセル待ちをメールまたはお問い合わせより受付中です。
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※フォーム送信後、自動メールは届きません。
追ってこちらからメールにてご連絡いたします。

今回なぜワークショップの開催に至ったのか少し書かせてください。

3年前の5月に私は友人を病気で亡くしました。彼女は長く闘病していました。

怖がりの私は、彼女と会っても病気の進行具合など聞けず、苦しいであろう治療を前向きに進める彼女をただただ陰ながら応援していました。

結果的に彼女と会った最後の日になってしまったのですが、その時にお互いの夢を話し合いました。

彼女の夢は「生きること」。

私の夢は「いつか刺繍教室をすること」。

彼女の尊く清らかな夢を前に、私の夢はとてもちっぽけで、自信もなく、「私なんかが」と言ってしまったのですが、すかさず彼女に、

「なんで諦めるの?やりなよ!」

と、キラキラとした笑顔で言われました。

彼女が亡くなったと連絡をいただいてからずっと、彼女のその言葉と笑顔は私の心の中にずっとあって、もやもやといろんなしがらみで教室を開催できない私、生きたかった彼女と、生きているのに諦める私、自分の姿が嫌になるたびに彼女を思い出しては、心の中で「ごめん。ごめん。」とつぶやいていました。

私は生きられなかった彼女の分も生きて、やろうと思ったことにチャレンジして、いつかまた彼女に会ったときに「刺繍教室やったよ!」って報告したい。

そう前向きに思ったとき、場所のこと、糸の輸入のこと、転がるように話が進み、奇しくも5月にこのようなアナウンスを出来ることになりました。

趣味であった刺繍は私を救ってくれました。

結婚を機に退職し、誰も知らないところに引っ越したときも、子供になかなか恵まれず落ち込んだときも、友人を失い悲しみを乗り越えたかったときも、いつもそばに刺繍がありました。

悩みのない人なんて、きっとこの世の中にいないです。悩んで引きこもりがちになってしまうこともしばしばあるかと思いますが、刺繍という共通の趣味を持った方と集い、おしゃべりをしながら刺繍を楽しめるような場を作っていきたいと思いこの度ワークショップの開催に至りました。

私自身のちょっぴりヘビーな話になってしまいましたが、極めて明るく皆様のご参加をお待ちしておりますのでどうぞよろしくお願いいたします(^^)

どなたか来ていただけるのかしら、ドキドキ!